【日本の文化】日本人はなぜ英語が話せないのか?

こんにちは。本日もぐれふる日記へようこそ!!

 

先日、「【日本の教育】なぜ日本人は英語が話せないのか?」という記事を書きましたのでもしお時間ありましたらこちらも読んでいただけたら幸いです!

eripini.hatenablog.com

 

上記の記事では、英語が話せない理由を「日本の教育」をメインに書いたのですが、今回は日本文化や日本人ならではの性格からの視点で記事を書いていきたいと思います。

 

日本は「恥の文化」

英語だけでなく、言語の習得は「何度も挑戦をして、人と話して、間違えたら修正をして、スクラップ&ビルドのプロセスを経て、習得していく」ものだと思っています。つまり、多くの失敗から学ぶものは沢山あり、失敗無しに前へ進む事は出来ません。

 

ですが、日本人の「恥を恐れる性格」が「失敗に対する恐れ」になり、挑戦すらしなくなる。この性格の特徴は大いに英語習得への大きな壁になっていると思います。

 

例えば、アメリカの文化は「罪の文化」、日本は「恥の文化」と聞いた事はありますか?これは、アメリカの文化人類学者:ルース・ベネディクト氏による著書「菊と刀」に記載がある言葉で、

 

欧米では良心による内面的な罪の自覚に基づいて行動を律していて、個人が基準ですが日本では他者の非難や、嘲笑を恐れて自らの行動を律するというのです。つまり、日本の文化は世間体、人からどう思われているのかという基準が文化に反映されていると言われています。

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もちろん、どちらの方が優れているとかではないのですが、少なくともこの背景は日本人が英語習得に壁を感じてしまう理由のひとつではないかと、思います。例えば、自分が言いたい事を英語で伝えようと思っても、文法ってこれで合っているのかな、、この単語であってたっけ、、

 

ですが外国の方は伝われば大丈夫、と思っている程度の方が多いと聞きます。その為、あまり気にせずに、恥を恐れずニコミュニケーションをとっていきたいものですね!!

 

日本は「空気を読む文化」

以前、子供英会話講師として勤めていた時に会社から、外国人先生と仕事する上で把握するべき文化の違いについて、箇条書きリストをもらいました。そこには、

 

「日本は空気を読む文化があるが、外国にはない為やってほしい事はちゃんと言いましょう。」

「あなたが言わなくて、外国人先生がやらなかった場合責めたりしてはいけません」

 

これを読んだとき、なんだか不思議な気分になった事を思い出しました。確かに、日本の文化は他人の目や空気を察して行動しています。外国の方からしたら、わからない感覚ですよね・・。

 

ですがこの空気を読む文化がまたしても、英語習得の壁になっていると感じます。会議などでも、あまり自分の意見を言ったりはせず誰かが言えば賛同。また、意見を言う最初の一人目ってすごく緊張しますよね。

 

なので、もともとあまり自分の意見を人にぶつける習慣が出来ていない、言わなくてもわかってくれる文化を持つ日本人は、英語を学ぶうえで消極的になりがちだと思います。

 

英語で意見を言おうとしても、もともと意見を伝える習慣が無いので、とまどってしまう事もあるでしょう。このような文化上の性格、というのは今後更に展開されていくグローバルな世界において、とても不利益だと感じています。

 

まとめ

文化と言語習得のつながりは強い、という事を知り、日本の文化は「繊細な文化」なので、これが英語習得の壁の要因の1つと考えられている事がわかりました。恥ずかしさを恐れず、どんどん前向きなマインドでいくことが英語習得への鍵といえると思うので、もし英語習得に壁を感じている方がいらっしゃいましたら参考にしていただけると嬉しいです。

 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!